測温抵抗体
金属の電気抵抗は、温度の変化に伴って増減します。 温度変化電気抵抗の 変化との間には、一定の関係があります。 この関係を利用し、 温度による抵抗 変化を測定し、指示する測定器の感熱部を「測温抵抗体」といいます。
■特長
- 一般型測温抵抗体に比べ、エアーギャップがなく、 応答速度 耐震動性等に優れています。
- 温部 (先端100mm) を除き、 屈曲が自在なので複雑な形状にも安易に 取り付けられ、 シース材質はステンレスを使用しているので酸化、 腐食性雰囲気でも使用できます。
- 99.995%以上の極めて純度の高い白金素線を抵抗体としており、 -200°C +650℃までの測定に用いることができます。
- 白金素線は、温度の変化により電気抵抗値を鋭敏に変え、しかも温度との関 が極めて正しいという特性を有しています。
- 白金線の品位は、電気的にJIS.C1604R100/RO=1.3851 に適合するものを使用しています。
- 公称抵抗値は、0℃において、 100Ωです。 (規定電流0.5mA、 1mA、 2mA 2導線式、 3 導線式、導線式)